飲食店さんの開業相談の話②

こんにちは。

大阪市西区の堀江・心斎橋かいわいで活動しているルチェーレ会計事務所の西野です。

前回に続き飲食店さんの開業相談等でお話していることを少し書いていきます。

 

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①店舗物件の調査

 

コンセプトが決まったら、そのコンセプトと合う物件を探しましょう。

「この地域・この辺にお店を構えたい。」その理由は?と聞かれると「人通りが多いから。」となんとなく人通りが多いだけで立地を考えてはいませんか。ご自身の家賃の予算やコンセプトに合っているかなども考慮しなければいけません。家賃は毎月必ず発生する固定費です。立地とコンセプトがずれていればお客様が来ないかもしれませんし、家賃の支払いもできなくなります。このようにならないようにじっくりと調査が必要になってきます。

その調査には2つあります。

 

 ⒈商圏調査

   候補地域の人口動向(人口、世帯数、年齢構成、男女比)や消費水準、職業構成などを調べて、

   お客様がどのくらい見込めるかを把握します。市役所でも商圏の閲覧をすることもできます。

 

 ⒉立地調査

   店前の通行量調査と競合店調査を行います。

   立地によりますが、人や自動車の通行量や流れ、ターゲット客層がどれぐらいいるのか、

   曜日や時間帯を分けて見るといいかもしれません。

 

物件の探し方ですが、

 

 ⒈不動産屋を利用する

 

 ⒉自分で歩いて空きのテナントを探す

 

 ⒊インターネットで探す

 

 ⒋友人等に聞いてまわる

 

一般的には⒈から⒊がメインになってくると思いますが、物件探しは情報として早く欲しいので物件を探していることを友人等に広めることも大事です。上記全てを使って物件探しをすることが大事になってきます。

立地を選ぶ時のポイントとしては

 

 ⒈家賃

  お店のコンセプトで売上客単価と月売上と年売上を予測して、このうちから家賃はどれぐらい支払できるのか

  を算出してください。売上予測は、低い場合、中の場合、高い場合と3種類シュミレーションしてください。

  低い場合でも家賃を支払できる金額をポイントとしてください。

 

 ⒉人通り

  先にも述べましたが、人通りが多いからだけで選んではいけません。

  そのうちターゲット客層はどのくらいいるのかを把握しなくてはいけません。

 

 ⒊その地域の人や特性

  オフィス街なのか、商業施設付近なのか、郊外の駅近なのか、郊外住宅街なのか、

  駐車場が必要なのか必要でないのか、また、サラリーマンが多いのか、ファミリー層が多いのか、

  年配の方が多いのか、カップルはその付近で遊んでいそうか、などなど。

  その地域の人や特性がコンセントのターゲット客層と一致しているか確認してください。

 

②繁盛店の調査

 

ご自身のお店の準備段階の初期に、繁盛店や競合店に行ってリサーチしてください。色々と店に行くことで、繁盛している理由や工夫している点が見えてくると思います。真似できるポイントがあれば真似したらいいと思います。もちろん、真似を自分自身のオリジナルにアレンジした方がいいですが。

 

 ⒈店内の雰囲気

 ⒉従業員の接客態度

 ⒊メニューの種類・金額

 ⒋料理の味

 ⒌料理が出てくるまでの時間

 ⒍お店の外観

 ⒎広告方法(ホームページ、SNS、食べログなど)

 

上記をポイントにリサーチするのがいいと思います。繁盛店のピックアップの方法としては、食通の友人からの聞き取りや食べログなどの口コミサイト(3.5点以上)やグルメ情報雑誌などから選ぶといいでしょう。

 

③店舗設計から内外装の施工

 

 物件が契約できれば、次は店舗レイアウトから内外装の施工になります。

業者選びとしては、飲食店専門の業者を選びましょう。一般の設計、施工業者でも可能ですが、厨房や客席に飲食店としての機能を備えた作りにするには飲食店専門の業者に頼むことが一番です。

 

 ・ホームページから業者が作った店舗の写真を見たり、実際に店舗をみたりするといいです。

 ・最低三社から相見積もりをとった方がいいです。

 ・地元の業者の方がいいです。店舗から業者の会社がなるべく近い方が、ちょっとした修繕や問題あったときに、

  すばやく対応してくれやすいと思います。

 

上記の点が選ぶポイントだと思います。

 

内装業者に会う前に、ご自身のお店のコンセプト、外観イメージ、商品とサービス、予算、物件の見取り図を確認し、簡単なイメージ図も描いとくといいと思います。

外観と内観どちらが重要かというと、もちろん両方重要ですが、外観のほうが大事になってきます。道を歩く人は、まず外観を見ます。そしてそのお店を判断したりします。集客の大部分を占めるのが外観と口コミと言われています。外観=オーナーの顔と言ってもいいくらかと思います。外観(看板等を含む)は入念にデザインし進めていかないといけません。どのようなお店なのか、どのような雰囲気のお店なのか、イタリアンならイタリアンとすぐにわかってもらえるような外観、通行人に認識させるようにした方がいいです。少し話はずれますが、店頭にウェルカムボードやメニューブックなども作って置くといいと思います。

 

内装については、「お客様が居心地がいいな、雰囲気がいいな」と感じるような内装にすることが必要です。過度に装飾をしたり、ご自身のイメージを作りすぎたりしない方がいいかもしれません。「ご自身のイメージしている自分にとっていいお店」と「お客様にとっていいお店」とはギャップが生じているかもしれません。

また、ポイントとしては、座席数をできるだけ増やすこと、1坪当たり1~1.5席ほどが標準で、座席の間隔は店のコンセプトにあわせて、狭すぎることのないようにしたほうがいいです。レジの場所を最初に決めたり、作業効率が低くならないようにホールや厨房のスタッフ導線を意識しておきましょう。

 

今回はここまでにします。また、後日続きをアップします。

 

ご相談等がありましたら、お気軽にご連絡ください。

堀江・心斎橋かいわいで活動している飲食・美容のルチェーレ会計事務所の西野でした。

 

 

2017.07.26飲食店