独立開業するときは、個人事業主?法人?どっちがいいの?

こんにちは。

大阪府箕面市・池田市・豊中市周辺地域で活動をしているルチェーレ会計事務所の西野です。

久しぶりのブログですが、また定期的に会計・税務の事、経営の事、その他お役に立てそうな事、たまにプライベートの事も書いていきたいと思います。

まだ寒い日もありますが、ようやく春らしくなり23日には大阪でも桜の開花の発表がされました。4月の頭には満開が予想されています。楽しみな季節がきました。

さて、今回は独立開業するときに事業の形態は個人事業主がいいのか、法人(株式会社など)がいいのかという話です。

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独立開業は個人と法人どちらがいい?

独立開業を考えている方は、もしかしたら悩んでいらっしゃる方もいるかもしれません。

簡単ではありますが、各々の違いを挙げていきたいと思います。

・設立(開業)時の手続き

個人事業主は、税務署等に開業届を提出するだけです。

法人は、税務署等に開業届を提出することは同じですが、この他に、法人として登記をしないといけません。法人用の印鑑証明を登録したり手間がかかります。登記をする際は、費用がかかり、予算として20万円から30万円はかかってきます。また、資本金が必要になります。(1円以上の資本金で大丈夫です)

・社会保険

個人事業主は、加入は任意ですが従業員が常時5名以上いる場合は加入しなければいけません。

法人は、従業員がいなくて社長だけでも加入しなければいけません。

・社会的信用度

業種や取引先で違ってくると思いますが、やはり個人事業主の方が低く思われたりするかもしれません。個人か法人かを選択する場合はこの項目は重要かもしれません。

・決算月

個人事業主は、1月1日から12月31日の会計期間で12月が決算月になり変更することはできません。

法人は、任意で決算月を決めることができます。繁忙期や他の月より売上が高くなるなどで利益が予測しにくい時期は避けるなどされている法人もあります。

・税率・税の種類

個人事業主は、所得税、住民税、個人事業税、消費税があります。所得税は超過累進課税で課税所得が高くなればなるほど税率が上がり最高税率は45%になります。

法人の場合は、法人税、法人事業税、法人都道府県民税、法人市町村民税、消費税があります。また、社長がお給料をとっていれば、所得税と住民税がかかってきます。法人の場合は税率が大きく変動しないので、一定の所得(利益)を超えた場合は、法人の方が税金が少なくなります。ただし、法人の場合は、赤字になったとしても、都道府県と市町村の税金で均等割が発生します。大阪市の場合は、大阪府が2万円、大阪市が5万円になります。(資本金の額で変動します。)

消費税については、一定の要件を超えなければ個人事業主、法人ともに最初の2年間は免税になります。(消費税がかかりません)最初は個人事業主で事業をスタートし、3年目に消費税がかかるタイミングで法人成をすると法人でも最初2年は免税なので4年は消費税がかからないといったやり方もあります。(消費税だけをみた場合で、他の税金を考えると損する場合もあります)

他にも個人事業主と法人で違ってくる点はありますが、仕事上の理由などで法人でスタートしなければいけない方以外であれば、個人事業主からスタートした方がいいかもしれません。もちろん、事業を開始する前に売上見込みや利益見込みを計算し、かなりの利益が出るようであれば法人を選択した方がいいと思います。

独立開業をお考えの方は、近くの税理士に一度相談してみてはいかがでしょうか。もちろん当事務所でも相談はお伺い致しま。気軽にご連絡いただければと思います。

 

箕面市、池田市、豊中市の店舗特化型事務所のルチェーレ会計事務所の西野でした。

2016.03.26お知らせ